トレムフィア

監修:社会福祉法人聖母会聖母病院 皮膚科部長 小林 里実 先生

掌蹠膿疱症の治療目標

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、手のひらや足のうらに、うみを持った小さな水ぶくれ[膿疱(のうほう)]が繰り返しできる慢性の病気です。外敵から体を守る免疫作用の過剰な働きが主な原因で、膿疱の中に菌は入っておらず、他の人に感染することはありません。

扁桃腺や歯周における免疫反応などが原因となることがあり、それらの治療によって症状がよくなる場合があります。そして、掌蹠膿疱症の治療には、塗り薬や飲み薬による治療、光線療法などの治療のほかに、生物学的製剤による治療があります。

掌蹠膿疱症の症状を抑え、あなたのやりたいことを実現するためには、あなたの希望やライフスタイルにあった治療法に出合うことがとても大切です。あなたの想いや希望を主治医に伝え、前向きな気持ちで一緒に治療に取り組んでいきましょう。また、必要な治療はしっかりと続けることが重要です。

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