トレムフィア

監修:兵庫医科⼤学 医学部 消化器内科学講座 主任教授/
消化管内科 診療部⻑/
IBDセンター センター⻑ 新﨑 信一郎 先生

クローン病の治療方針

クローン病は、病変の部位やその状態、合併症の有無によって患者さんごとに治療法を検討します。

炎症が残っていると、腸管のダメージによって生活の質(QOL)を落としたり、生命を脅かす結果につながる可能性があるため、治療目標は炎症のない状態を維持することとされています

クローン病の治療では、内科治療(栄養療法や薬物療法など)が主体となることが多いですが、腸閉塞や穿孔、膿瘍などの合併症には外科治療が必要となります

症状を抑え、あなたのやりたいことを実現しながら、再燃を予防するためにも、治療をしっかり継続することが重要です。

クローン病という病気の理解とともに、あなたの病状をきちんと把握した上で、想いや希望も主治医に伝え、前向きな気持ちで一緒に治療に取り組んでいきましょう。

  • 難病情報センターHP:クローン病(指定難病96)(https://www.nanbyou.or.jp/entry/81)(最終アクセス日:2025年6月2日)
IBD LIFE

“IBD LIFE”では潰瘍性大腸炎・クローン病患者さんに向けて、食事や治療、症状に関する情報のほか、患者さんをサポートする情報を紹介しています。

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